ゲーム音楽が好きです!

自分にとって最初の音楽体験を振り返る時、必ずたどり着くのは、ゲーム音楽です!

物語とBGMがぴったりと合わさって、相乗効果を生み、忘れられない名シーンにたくさん感動させてもらいました…。

がきんちょの頃に出会った様々な音楽が、その後、音大で音楽を勉強したときに、

「なんだ、あのとき聴いていた曲は、ここに原点があったのか!」

と、また改めて感動しました。

今回は、お気に入りのゲーム音楽を、思いつくまま、片っ端から挙げてみたいと思います!!!

 

まずは、やはりこれ!スーパーファミコンの『天地創造』!

まずは、オープニングから。

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タイトルロゴが出てくるところのメインテーマのインパクト。異世界感溢れるグラフィックとも相まって、本当に感動しました。

そして、ラスボスを倒した後のエンディング。すべての謎が解き明かされ、儚く消えていく主人公が最後に見る夢です。(11:30くらいから)

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少しずつドラマチックに展開していき、メインテーマが現れてきたときの、なんとも言えない想い。未来への希望、消滅することへの寂しさ、様々な感情が胸に渦巻きました。

また、このゲームは、シナリオの陰影がとても際立っていて、光と闇という一本の大筋があるように、物語の影となる側面が、異様な不気味さを持って描かれているのも魅力の一つでした。だからこそ、友情や愛情がより一層際立って感じられたのです。

その後、安易にリメイクされていないというのも、この作品を特別に感じるポイントです。

 

次は、これ!

プレイステーション作品『ファイナルファンタジーVII』!

PSに移行して初のナンバリングタイトル。ストーリーもシステムもグラフィックも音楽も、プレステってこんなに凄いんだと衝撃を受けました。

まずは、映画のようなオープニングから!(2:50くらいから)

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暗闇に浮かび上がるエアリスの近影から、ダイナミックに引いていき、鳥観図で魔晄都市ミッドガルの全景をバックにタイトルロゴ!!!

そこから爆走する列車を差し込みながら、魔晄炉に続く駅にズームしていき、音楽が一気に緊張感を増したところで、レジスタンスの突入シーンに入るという。

これを見ただけで、当時の僕は、このゲーム買って良かったと心底思いました。

他にもFF7だけで記事が数個書けるくらい色々あるんですが、今回は特に音楽に絞っているので、述べたいのはやはりこれ!

片翼の天使』(6:10くらいから)

 

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セーファ・セフィロス戦、すさまじい圧倒感のある音楽に興奮しながら戦い始めたのですが、その後、合唱が入ってきて、本当に衝撃を受けました!

「歌ってる!バトルのBGMで歌ってる!!」

そして、戦いそっちのけで音楽に衝撃を受けている数コーラス後に、聴こえてくる、セフィロス!というフレーズに第二の衝撃。

セフィロスって言った!今、セフィロスって言った!!」

はっきり聴きとれない歌詞の合唱はとても神秘的で、まるで自分が神話の世界の神と戦っているかのような、圧倒感と畏怖を感じました。

それまでのスーパーファミコンの音楽は、ハード面の限界から、打ち込み系の電子音をどう高めていくか、という感じだったと思うんですが、PSからはもう、オーケストラのような音楽作りまで可能になったようでした。

ここから、本当に映像と音楽のクオリティがグッと上がります。まるで、各社、FF7に追いつけ追い越せと言わんばかりか!?

とにかく、大好きなオープニングにいっぱい出会えました♪

 

アークザラッド2』!

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物語の幕開けを彩る、華やかな金管群のファンファーレが何より印象的!いやがおうにも、これから始まる冒険の物語に胸が熱くなりました!

 

幻想水滸伝2』

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まるでオペラの序曲です。これから始まる壮大な物語や、喜怒哀楽に満ちたエピソードの数々、そして幻想水滸伝シリーズお馴染みの、たくさんの仲間たちとの日々など、作品の要素がギュッと濃縮された圧巻のオープニング。

 

クロノクロス

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何度でも聴き返したくなります。前半のギターと(アイリッシュ?)フルートのノスタルジックな部分。そして、テンポが速まるドラマチックな後半部分。西洋的で東洋的な独特な音楽世界は、まさにこの『クロノクロス』の世界観にぴったり!

 

格闘ゲームより、『鉄拳2』!

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超カッコよかったです。戦いの荒々しさとはかけ離れた、クールで大人な感じのプログレが逆にこの作品の世界観を際立たせて、めちゃめちゃハマりました。オープニングも最高ですが、各バトルBGMも好きで、歴代鉄拳シリーズの中でも特に音楽が気に入ったナンバリングタイトルです。

 

レーシングゲームでは、『レイジレーサー』!

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もともと、音楽もドライブも、一定の感覚で流れるものってところで、かなり親和性が高いものだと思うんですが、その音楽とドライブ映像のハマり具合に、当時めちゃめちゃ見入ってました。

 

女神転生シリーズもハマったのですが、ここで挙げたいのはあえてこれ!

デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団

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レトロなテイストのビッグバンドジャズによるBGMというのが、この大正という時代設定にぴったりな気がして、とても印象深く残っています!作品自体も女神転生シリーズではレアな、アクション要素が満載という、独特な魅力が際立った作品です。

 

そして、これ。ゲームのCM映像ですが、ついにここまで来たかと思いました。

『Ultimate MMARVEL VS CAPCOM 3』

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戦闘の一瞬を静止させて、それぞれの戦闘場面を次々と映し変えていくのですが、その迫力と臨場感が半端じゃない!

ゲームコンセプト自体、夢の競演と言うか、オールスターバトルというか、割とお祭り騒ぎ的な楽しさがあるんですが、その設定とは裏腹に、超シリアスなバトルを描いていて、しかもそれが圧倒的にカッコイイから、もうただただ見入ってしまいます(笑)

映像の美しさはある意味、行きつくところまで行きついた先で、こういう見せ方もあるのかという新鮮さがありました。

 

いや~、ゲームって本当に、素晴らしいですね!!!