賢治さん研究

宮沢賢治さんについて調べ始めたのですが、参考にしていた資料が仏教的な側面から賢治さんの生き方や作品について解説している者が多く、偏り過ぎたのを反省中です。それでも、語るのはあの、吉本隆明さん。吉本流の解釈に沿うと、あまりに説得力が強くて、本当に賢治さんはそういう人だったのかと思い込みたくなってしまうほどです。
家の近くの図書館では、ますむらひろし版の銀河鉄道の夜をゲットできました。ブルカニロ博士が登場する、初期稿群も漫画化していることに感動しましたが、コマ割りがまた、ますむら的な解釈を非常に強くしていて、やはり、まとまった時間を作って、原作・原典にあたる必要があると感じました。
幸い、別の図書館から、校本宮沢賢治全集をゲットできたので、週末にでもあたってみようと思います。
できれば、岩手山に登って、賢治さんが見たであろう、星空や夜の静けさや、自然に触れて見たいなぁ…。