映画「グレイテスト・ショーマン」

いや~、やはり誰もがスゴイと口を揃えるものは、本当にスゴイんだんぁと改めて感じました(笑)
ドラマとしては、伝記物を美しく華々しく、ヒューマンドラマとして王道的に描いてるなぁという感じでしたが、
やはり圧巻だったのは、各ナンバーのパフォーマンス。
This is meは、本当にパワフルでエネルギッシュでダイナミックで祝祭的で、揺さぶられるシーンの一つでした。
 劇中の評論家の言葉が印象的です。
誰もが平等に同じ舞台に立つ、まさに人類の祝宴だ、と。
醜いとされた者、日陰に追いやられた者、差別されてきた者が、
自分の在り様を、自分の表現を、
堂々と高らかに宣言する、これこそがわたしだ、と。
また、忘れていけないのは、この生命礼賛のエネルギーが、
寄り添い合って、助け合って、励まし合って、支え合って、
集団(劇中の言葉でいえば、「家族」)のエネルギーとなって高まり合ったからこそ、
あの火山が噴火するような、物凄いパフォーマンスのエネルギーとなって、画面から噴き出してくるんだと思います。
コンプレックスでも劣等感でも、なんでもいいから、人と響き合う強さってのは、ほんとに最強だと思います。
また、ここでもやはり、彼ら個人個人を支えるのは、日常の努力とそれに裏付けれた技術だと思います。
そして技術は、努力すれば、誰でも必ず一定程度は身に付けることができて、その人を助けてくれると思います。それが職業的に成り立つかどうかは別にして、必ずその人の人生を豊かなものにしてくれると思います。
あとは、どうすれば、努力できるか、努力が持続できるか。
それも、外圧による半強制的な継続的努力ではなく、
主体的で自発的な結果としての継続的努力。
僕はやはり、
・出発点となる楽しさと所属感
・自発的で自由な目標設定
・協同的な試行錯誤と失敗を奨励すること
・適切なフィードバック
じゃないかと思います。
さー、次は何を観よう!!!
やっぱり、今、話題の、『君たちは…』でしょうかね!!!