映画「ラ・ラ・ランド」

ようやく見れた、気になってた映画!
ラ・ラ・ランド
今の時代版の、「シェルブールの雨傘」なのかなっていう印象でした。
別に、「シェルブールの雨傘」が流行っていた頃の世代ではないのですが(笑)、
淡く切ない恋を綴る抒情的で美しいメロディー、
画面を彩るポップで鮮やかな配色、
そして、
数年経った後に、それぞれの人生を歩むかつての恋人同士が、
ふとした瞬間、再会して、そして別れていくという、味わい深い人生のほろ苦さ。
最後、二人が再会するシーン。
セバスチャンの奏でる旋律に込められた、二人の思いが、それまでのポップなシーンや物語調の演出の影響からか、
まさかここでいきなりぶっ飛んでハッピーエンドになったりしないか、若干冷や冷やしてしまいました、すみません…(笑)
でも最後は期待通りに、現実に戻ってきてくれて安心しました。
あの一曲に、二人の出会いから共に夢見た未来を込めて、本当の意味での別れの曲として送る、とても美しいドラマのまとめ方で、切なさにやられてしまいました。
それにしても、ライアン・ゴズリングのピアノに圧倒されたんですが、ほんっとにこの作品のために練習したんでしょうか??
勉強不足な僕は、俳優としての彼のキャリアをあまり知らず、キャスティングがめちゃめちゃピアノ弾ける俳優さん連れてきたんだな~とばかり思ってました。
ミュージカル版の「ONCE」でも思ったんですけど、ほんっと才能豊かな俳優さんが多い!!!!!
さー、次は、「グレイテスト・ショーマン」!!!
見るぞー!

 

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